STINGER定例会で使えるCO2ガスガンについて

2019/10/12

いつもSTINGERをご利用いただきありがとうございます。

現在、STINGER定例会で使用可能なCo2ガスガン製品は下記の通りです。

■マルシン製 5-7

■Carbon8製 CZ-75

■Carbon8製 M45 CQP

 

以上です。

基本的にSTGA認可のCO2ガスガンでSTINGER定例会の制限である0.2g弾で88.99m/s以下のものなら使用可能です。

最近発売になったBATON×タニオコバ製のBM-9は最大初速が0.2g弾で90.35m/sまで出たのでそのままでは使用不可になります。

減速アダプターを取り付け、0.2g時に80m/s未満に収めれば使用可能とします。

また、STGAが認可していない海外製の単体で売っているCO2マガジンをマルイ製などのガスブロに挿して使うのは当フィールドでは禁止です。

 

 

 

ところでなぜCO2は理解されないのか?

さて、ASGKから一向にCO2ガスガン製品が発売されそうにもない現状、または一部のユーザーからのCO2ヘイト。それに対して愛好家はSNSやブログ等でもCO2の真っ当性を主張したり、それに反論したりするアンチをよく見かけます。

最近サバゲーやエアガン趣味を始めた方からするとこれらの事象を「なぜ」と思われるかもしれません。そのなぜをフィールドオーナー的立場から解説していきますので理解を深めていただければと思います。

 

国内におけるCO2ガスガンの現状

2019年現在、国内外問わず様々なCO2エアガンが流通しております。

CO2と言えば温暖化係数が1ということで、日本で主流のHFC134a(温暖化係数1200)よりも遥かに環境にやさしいです。CO2はガスガンにとって効率的なパワーソースであるという事実は間違いありません。

CO2というパワーソースが今後安全に運用されれば今よりももっと我々のニーズを満たしてくれる素晴らしい製品が現れるだろうという期待は私自身も一般ユーザーとしての気持ちとして持っています。

 

 

CO2をパワーソースとすること自体は合法

2007年2月21日に現在の0.98J規制が敷かれた際、パワーソースに関しての規制はなされませんでした。

したがって日本の安全協会が認可していない海外メーカーなどのCO2ガスガン製品でも法定初速以内であれば所持、または使用可能な法律が今の状況です。

ですから「0.98Jを超えていなければいいじゃないか」といった意見は正しいです。確かに法律に違反していなければ"現時点では"問題ありません。

CO2を嫌う人の理由としては元の圧力が高いから万が一の時にあぶない!などの意見が散見されます。ただ、安全協会が認可している製品は安全設計がされているので違法改造しなければ問題ありません。

また逆に、元の圧力が高いから万が一の時に危ないという意見も分かります。CO2がものすごいパワーを出せること自体は事実ですからね。

 

しかし、STINGERで規制している理由はちょっと違います・・・

 

 

 

国の理性を理解しよう

ではなぜ、STINGERで使える製品はこれしかないのか?

ではなぜ使える製品を絞っているか?

 

先ほど書いたとおり、国(総務省は)2007年2月21日に0.98Jの規制を敷きました。これは2000年代に改造されたガスガンを使った凶悪な事件が多発したことを受けてのことでした。

実はそれらの事件に使われていた改造ガスガンのパワーソースがCO2だったのです。

この時にCO2ガスガン=危険というイメージが国にもユーザーの間にも強く焼き付いたものと思います。

イメージですよイメージ。

 

 

さて、ここからです。

実はSTINGERには過去に4回ほど官公庁の方が業界の実態調査として来たことがあります。

千葉中央警察の生活安全課の方はもちろん、公安の方も来てヒアリングを行ったこともあります。

千葉県の青少年育成条例改正の際も千葉県庁の方と警察庁の方が別々で来ました。もちろんその際に反論しましたがダメでした・・・。

 

そこでお話して分かったのですが、国は現在の規制の発端となったCO2ガスガンにアレルギーを持っているということ。

そして国は業界の自浄作用が弱くなったと判断した時、大きな事件によって世論が傾いた時に規制を入れるということ。

 

公安の方が来たときは、各フィールドが自主的に初速チェックを行っていて、業界が法を遵守している現状を公安の方に褒めていただきました。因みにSTINGERのレギュレーションで法を遵守すると記載してたことも褒めてもらいました。他のフィールドにもヒヤリングに行ったようです。

その一方で「因みにCO2のガスガンとかレンタルで置いてあったりするの?」とも聞かれました。

 

法を遵守していることは理解してもらいましたが、CO2に対して懐疑的だということがはっきり分かりました。

 

 

このことから、国は我々、エアガン業界、サバゲー業界の事業者の考え方を見ています。だからこそサバゲーフィールドは国に対して「法は守ってますよ。(ユーザーに守らせてますよ)また、あなた方が警戒しているCO2ガスガンもしっかり見張ってますよ。」

というポーズをとる必要があるのです。

因みにその公安の方は2018年の2月に来た時、たまにFacebookやTwitterや5ちゃんねるなども見て、ユーザーの趣向をチェックしてると言っていました。

 

 

ですから、フィールドとしては総務省と連絡をとりあえるASGKやSTGAなどが認可した製品以外をおおっぴらにOKにして使わせるわけにはいかないのです。ですから、国のアレルギーや理性を考えると海外製のCO2マガジンなんかはもってのほかなのです。

だから、国の目の届く組織が認めたものしか使わせませんよ我々フィールドは!というポーズをとっています。

こと、日本の法律はハンドガン型のトイガンに対してはやたら厳しいという現状があり、そのハンドガンがさらにCO2を使うっていうのだから国としては目を光らせざるを得ないのです。

 

 

 

もちろん私も一介のサバゲーマーですから使いたいという皆さんの気持ちは痛いほどわかりますよ!

「法定初速を犯してなければ使っていいだろ!?」わかります。その通りなのですが皆さんにサービスを提供する業界側の立場にも関わらず別にウチはCO2ガスガン全然オッケー♪みたいにタガが外れると自浄作用が弱くなったと判断されかねないのです。

メーカー・問屋・ショップ・フィールド、一番ユーザーに近いのはフィールドです。エアガンを使わせる場所もフィールドです。

最前線であるフィールドがタガを外すわけにはいかないのですよ。

 

つい最近もエアガンによる事件が起こりましたよね?もちろん我々サバゲーマーはルールを守って遊んでいて、事件を起こした奴はどうせサバゲーマーでもなんでもないゴロツキなわけですが、世間一般の人からしたら我々サバゲーマーも微妙な目で見られている現状があり、いつ規制が入ってもおかしくはないのです。

 

また、エアガン業界の規制は政治家の支持率集めのかっこうの材料です。

矢野経済研究所などのシンクタンクによれば2018年度のエアガン・サバゲー市場の事業者売上ベースでは192億円だそうです。

業界全体で192億円と聞くとすごく大きい数字ですが、その実、上場している企業の売上の足元にも及びません。中小企業の集合体の業界なので世論が後押しすれば政治家は業界そのものが潰れない程度の規制は簡単に入れてくることが予想できます。因みに国は業界自体は経済を支える1つの要素と考えてるので自浄作用さえ働いていればあたまごなしに潰そうとはしません。

 

 

今後、世界規模で温暖化対策の為の代替フロン(HFC)の規制が進む中で、海外ではガスガンの主流は温暖化係数1のCO2になっていくでしょうが、日本の場合は総務省、世論、ASGKがCO2に対しての理解が無い限りは主流になることはないでしょうね。だってそういうアレルギーを持つ国だから。なんか危なそうなもんは理解しようとせずにとりあえず規制しちゃう国だから。ドローンの規制なんか見たら分かりますよね。新しいテクノロジーの良い面を見ずに悪い面だけを見て法で規制してしまう国なんですよ残念ながら。その結果がIT後進国日本ですよ。

マルイもHFC134aに代わる新しいガスを開発しちゃいましたしね。このまま日本では従来のガスブロが主流が続き、携帯端末同様にガラパゴス化が進んだのちに海外にシェアが奪われると私は考えます。さて今日本国内で普及しているスマホで人気のメーカーは?Apple、LG、ファーウェイ、ASUS、google・・・国内メーカーのスマホ端末を持っている割合はどれくらいでしょうか。ガラパゴス化した結果、海外メーカーにシェアが奪われていますよね。トイガンも同じ道を辿るのでは・・・!?てか軽くそうなりかけてるか・・・。日本が海外の潮流に乗り遅れるのはいつものことですからね。

日本は変わらんといかん。切実に思います。

 

 

 

だいぶ話が逸れましたね。

ですから、一般のサバゲーマーの間でCO2ガスガンが流行ること自体はさほど問題は無いかと思いますが、様々な大人的事情もあって事業者であるフィールドがそのタガを外すわけにはいかないのです。

もちろんサバゲーマーがルールを守っているのは分かっています。

ですが、CO2ガスガンに関しては国のアレルギーや理性があり、フィールドとしては国に対してポーズをとっておかないといけないという事情があることを理解してください。

 

 

 

 

 

あとがき

フィールドオーナーの立場でCO2ガスガンに関しての事象や意見を述べました。

勘違いしないで欲しいですが、別にCO2自体のアンチじゃないですよ私は。個人的にはCarbon8のCZ75を持っているし、今後の展開も期待してます。が!しかしゲームでは使わないかなと。

だってCO2カートリッジは高いし、何といっても普通のガスガンみたいに途中からチャージできないのが不便すぎ!ってサバゲーキ〇ガイの私は思うのですよ。

トイガンとしては面白いと思いますのでミリオタ的観点からは欲しいですよ?

でもサバゲーマー的観点から見ると、ゲーム中にガス切れしたら困るから何本もスペア持たないといけないし・・・てかそのマガジンで何発撃ったかも覚えてないからいつガス切れするかもわからんという状況でゲームするのも・・・というのがあるのでサバゲーには向いてないと思うんですよねシステム的に。

 

うん、サバゲーで使うなら電動ハンドガンで良くねぇ!?ってか感じでシメたいと思います。

ということで今後ともSTINGERを宜しくお願い致します。

 

サバイバルゲームフィールドSTINGER 代表 大門団長

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