STINGER定例会で使えるCO2ガスガンについて

2020/04/02

いつもSTINGERをご利用いただきありがとうございます。

現在、STINGER定例会で使用可能なCo2ガスガン製品は下記の通りです。

■マルシン製 5-7

■Carbon8製 CZ-75

■Carbon8製 M45 CQP

■Carbon8製 M45 DOC

■タニオコバ・バトン BM-45

■タニオコバ・バトン BM-9 ※

 

以上です。

基本的にSTGA認可のCO2ガスガンでSTINGER定例会の制限である0.2g弾で88.99m/s以下のものなら使用可能です。

最近発売になったBATON×タニオコバ製のBM-9は最大初速が0.2g弾で90.35m/sまで出たのでそのままでは使用不可になります。

減速アダプターを取り付け、0.2g時に80m/s未満に収めれば使用可能とします。

STGAが認可していない海外製の単体で売っているCO2マガジンをマルイ製などのガスブロに挿して使うのは当フィールドでは禁止です。

 

 

 

ところでなぜCO2は理解されないのか?

さて、ASGKから一向にCO2ガスガン製品が発売されそうにもない現状、それに対して愛好家はSNSやブログ等でもCO2の真っ当性を主張したり、それに反論したりするアンチをよく見かけます。

最近サバゲーやエアガン趣味を始めた方からするとこれらの事象を「なぜ」と思われるかもしれません。そのなぜをフィールドオーナー的立場から解説していきますので理解を深めていただければと思います。

 

国内におけるCO2ガスガンの現状

2019年現在、国内外問わず様々なCO2エアガンが流通しております。海外の実銃メーカーが自社の実銃をCO2のガスブロ仕様に変更してエアソフト市場に投入してきている等、世界的にもCO2ガスガンが普及してきています。一部は日本にも入ってきているので購入可能な状態です。

CO2は温暖化係数が1ということでかなり温暖化への影響が低いガスです。

現在、日本で我々が使っているHFC134aの温暖化係数は1200です。銘柄で言えばマルイの青缶・ウッドランドガス・サンダーシュートなどが全部HFC134aです。

CO2はHCF134aの1/1200しか害がないということです。CO2はHFC134aよりも遥かに環境に影響が少なく、また寒くても使えることからトイガンにおいて効率的かつ有用なパワーソースであるという事実は間違いありません。

今後、CO2というパワーソースが安全に運用されれば今よりももっと我々のニーズを満たしてくれる素晴らしい製品が現れるだろうという期待は私自身も一般ユーザーとしての気持ちとして持っています。

 

CO2をパワーソースとすること自体は合法

2007年2月21日に現在の0.98J規制が敷かれた際、パワーソースに関しての規制はなされませんでした。

したがって日本の安全協会が認可していない海外メーカーなどのCO2ガスガン製品でも法定初速以内であれば所持、または使用可能な法律が今の状況です。

ですから「0.98Jを超えていなければいいじゃないか」といった意見は正しいです。確かに法律に違反していなければ"現時点では"問題ありません。現時点では・・・。

CO2を嫌う人の理由としては元の圧力が高いから万が一の時にあぶない!法律で許されてるからといっても危ないものは使うべきではない!などの意見が散見されます。確かにCO2は常温でHFC134aの7倍~8倍の圧力があるので意見としては一理あります。CO2がものすごいパワーを出せること自体は事実ですからね。

 

STINGERではそういった理由でCO2のガスブロを制限しているのかというとそうではありません。

全く別の理由があって規制しています。

 

 

 

国の理性を理解しよう

ではなぜ、STINGERで使えるCO2製品は少ないのか?

ではなぜ使える製品を極端に絞っているか?

 

先ほど書いたとおり、総務省は2007年2月21日に0.98Jの規制を敷きました。これは2000年代に改造されたエアガンを使った凶悪な事件が多発したことを受けてのことでした。

 

実は規制のきっかけになった事件に使われていたのが違法改造されたCO2ガスハンドガンだったのです。

 

この時にCO2ガスガン=危険というイメージが国の人間にもユーザーの間にも強く焼き付いたものと思います。

実際に危ないかはさておき、イメージですよイメージ。

 

 

さて、ここからです。

実はSTINGERには過去に4回、官公庁の方が業界の実態調査として来たことがあります。

千葉中央警察の生活安全課の方はもちろん、公安の方が来てヒアリングを行ったこともあります。

千葉県の青少年育成条例改正前に千葉県庁の方と警察庁の方が別々で来ました。もちろんその際に条例改正に反対しましたが当然ダメでした・・・。

公安の方も青少年育成条例改正直後くらいのタイミングで来てます。生活安全課の方は他のフィールドで初速超えがあった時に弾速計借りにちょこちょこ来ます。

 

そこで公的組織の人間とお話して分かったことが国は現在の規制の発端となったCO2ガスガンにアレルギーを持っているということ。

そして国は業界の自浄作用が弱くなったと判断した時、大きな事件によって世論が傾いた時に規制を入れるということ。

後者については公安の方からはっきり言われました。

 

公安の方が来たときは、サバゲーフィールドの事業者が自主的に初速チェックを行い、法を遵守している、また秩序を保っている現状をに感心しておりました。STINGERのレギュレーションで徹底的に法を遵守すると記載してたことも褒めてもらいました。

その一方で「CO2ガスガンって流行ってるでしょう?ここでもCO2のガスガンとかレンタルで置いてあったりするの?」とも聞かれました。

 

サバゲーフィールドが法を遵守していることは理解してもらいましたが、CO2に対して憂いを持っているという旨のお話がありました。

 

国は我々、エアガン業界、サバゲー業界の事業者の考え方や動向を見ています。

だからこそサバゲーフィールドは国に対して「しっかり法は守ってますよ。(ユーザーに守らせてますよ)また、あなた方が警戒しているCO2ガスガンもしっかり見張ってますよ。」というポーズをとる必要があるのです。

 

公安の方はSTINGERに来た時はショップやフィールドのリストを作って業界の全体像を把握しようとしていました。

因みにその公安の方は2018年の2月に来た時、たまにFacebookやTwitterや5ちゃんねるなども見て、ユーザーの趣向もチェックしてると言っていました。また、ヤフオクやAmazonでAPS製のCO2マガジンを売っている業者のことも把握しておられました。実際にAmazonやヤフオクのページの印刷物をファイリングしたものを見せてもらいました。あと、過去に銃刀法違反で販売事業者を検挙した事例、実銃所持で検挙した事例も見せてもらいました。ヤフオクでAPSのCO2マガジンを売っている販売業者さん、リストアップされて目を付けられていますよ。グレーなものは売らないように。。。

 

 

ですから、フィールドとしては経産省と連携をとることのできるトイガン安全協会が認可していないCO2製品をおおっぴらにOKにして使わせるわけにはいかないのです。国のアレルギーや理性を考えると海外製のCO2マガジンなんかはもってのほかなのです。

だから、国の目の届く組織が認めたものしか使わせませんよ我々フィールドは!というポーズをとる必要があるのです。

こと、日本の法律はハンドガン型のトイガンに対してはやたら厳しいという現状があり、そのハンドガンがさらに圧力の高いCO2を使うっていうのだから国としては目を光らせざるを得ないのです。

2007年の0.98J規制は違法改造されたCO2ガスガンがきっかけです。とんでもない威力を出す可能性のあるCO2をトイガンに使うことを規制したかった側面があるのかもしれませんよ。

空気の圧縮よりもCO2の圧力を使う方が何倍も威力を出せますからね。長物電動ガンでも出すのが難しいレベルの威力をハンドガンサイズで簡単に出す力がCO2にはあります。

 

 

と言いつつも、もちろん私も一介のサバゲーマーですから使いたいという皆さんの気持ちは痛いほどわかりますよ!

「法定初速を犯してなければ使っていいだろ!?」わかります。その通りなのですが皆さんにサービスを提供する業界側の立場にも関わらず別にウチは初速超えてなければ海外製のCO2ガスガンでも全然オッケー♪みたいにタガが外れると自浄作用が弱くなったと判断されかねないのです。

メーカー・問屋・ショップ・フィールド、一番ユーザーに近いのはフィールドです。メーカーは問屋に出荷したら終り、問屋はショップに卸したら終り。

ショップはグレーな製品でも売れちゃえば気にしません。使われる場所は自分の店じゃなくてフィールドだからです。

 

皆さんはショップで売ってるんだから合法、安全であるとは限らないということを覚えておいてください。しっかり自分で調べてから買いましょう。ショップはグレーなものでも平気で売っています。もしかしたらショップの人もグレー、または違法だと知らないのかもしれません。なぜそれらが許されているのか?それは”取り締まっていないだけ”です。

 

最前線であるフィールドがなんでもOKにしてタガを外すわけにはいかないのですよ。

ほぼほぼアウトな製品を輸入する業者やそれを売るショップが多く存在している昨今、買ってしまったものは使いたいのだから使わせろよって気持ちは分かりますがフィールドとしては業界を守っていく義務がありますので申し訳ないのですがそこはユーザーと対峙していきます。

サバゲーフィールドを運営する我々が業界のモラルを守る最後の砦なのです。各フィールドが初速チェックをして法を遵守していることが自浄作用として業界に大きく作用していることは間違いないと私は考えています。

 

つい最近も車からエアガンを発射する事件や子供の虐待にエアガンが使われる事件が起こりましたよね?

もちろん我々サバゲーマーはルールを守って遊んでいて、事件を起こした奴はどうせサバゲーマーでもなんでもないゴロツキなわけですが、世間一般の人からしたら我々サバゲーマーも微妙な目で見られている現状があります。

「我々サバゲーマーはちゃんとしてて~」とか、「サバゲーには厳格なルールがあって~」とか、「レギュレーションで~」なんて言っても一般人は理解してくれません。我々サバゲーマーはお互いが了承済みとは言え、エアガンで人を撃つという構図だけが見られてしまっていて、「エアガンが好きな人」これで全員括られています。数々の事件のせいでエアガン業界に対する世論の傾きもかなりのものと思われます。

しかしこれを読んでる方は実感が湧かないと思います。なぜならあなたの周りはエアガン愛好家しか居ないからです。SNSでも自分と同じ趣向の人としか繋がっていませんよね?反対意見を持っている人間は確実に存在しますが、あなた自身がうまいことそれをシャットアウトしているので自覚が無いのです。

SNSの自分のタイムラインだけ見て、エアガンやサバゲーは市民権を得たと誤解していませんか?実際は世の中にはエアガンに対して結構厳しい目を持つ人がめちゃくちゃ多いですよ。いつ規制が入ってもおかしくはないのですよ。

 

また、エアガン業界の規制は政治家の支持率集めのかっこうの材料です。

矢野経済研究所などのシンクタンクによれば2018年度のエアガン・サバゲー市場の事業者売上ベースでは192億円だそうです。

業界全体で192億円と聞くとすごく大きい数字に見えますが、その実、上場しているいち企業の売上の足元にも及びません。売上で192億円だと利益で言えばたったの2桁億です。中小企業の集合体の小さな業界なので世論が後押しすれば政治家は簡単に規制を入れてくることが予想できます。2桁億の税収なんて他の業界に比べたら大してことないですからね。STINGERのある千葉市の2019年の税収は約2000億円ですからね。千葉県じゃなくて千葉市だけでこの数字ですよ。エアガン業界の2桁億の税収なんて政治家がフーッっと吹けば軽く飛んでく数字です。

 

2018年2月の千葉県の青少年育成条例改正でエアガンを有害玩具に指定したのだってそういうことです。政治家はちゃんと仕事した!と支持母体へのアピールになりますし、トイガンに悪いイメージを持っている市民は喜んでいることでしょうね。

これに関しては千葉県庁の方が来た時に言ってました。周りの県がそうなっているし、そこを突っ込んでくる団体もいるので世間体も気にしての改正したという側面もありますと・・・。

 

因みに国は業界自体は経済を支える1つの要素と考えてるので自浄作用さえ働いていればあたまごなしに潰そうとはしません。しかし一度規制が入ると二度と緩和されることが無いのが日本という国です。

日本も今後また規制されてアメリカの州法のようにトイガンはマズルをオレンジ色にしなければいけないとかになったら嫌でしょう?

<画像引用 https://www.amazon.com/Umarex-Glock-Blowback-Pistol-Airsoft/dp/B07V3NXFH1/ref=sr_1_4?dchild=1&keywords=airsoft&qid=1581062678&sr=8-4

海外のトイガン規制を考えると、日本のエアガン業界は今のままでも国から十分すぎるお目こぼしを頂いている有難い状態なのです。日本のトイガンはマズルをオレンジにしなければいけない国や地域の人たちからはすごく羨ましがられているんですよ。

 

 

 

CO2は今後の主流になり得るか?

今後、世界規模で温暖化対策の為の代替フロン(HFC)の規制が進む中で、海外ではガスガンの主流は環境に優しいCO2になっていくでしょうが、日本の場合は経産省、世論、ASGKがCO2に対しての理解が無い限りは国内で主流になることはないでしょう。だってそういうアレルギーを持つ国だから。なんか危なそうなもんは利点を理解しようとせずにとりあえず規制しちゃう国だから。

「何かあった時どうするんだ」これが日本国の理性です。

ドローンの規制なんか見たら分かりますよね。新しいテクノロジーの良い面を見ずに悪い面だけを見て法で規制してしまう国なんですよ残念ながら。→もし住宅地に墜落したらどうするんだ!

また、とても便利な車の自動運転も法整備がまったく追いついていません。→もし事故が起きたら誰の責任になるんだ!

法が古いまま更新されないので世界的に普及している電動キックボードなどの便利なモビリティも使う事ができません。→そんなもんが歩道走ってたら危ないだろ!

今挙げたのはパッと思い浮かんだ極一例に過ぎず、こういった事例は数えきれないくらいあります。あと、今の時代に原付バイクが30kmまでって普通に考えたらおかしいですよね。私は原付の最高速度を上げた方が良いと思っている派ですが、一度布いた規制は絶対に緩めないのが日本です。

 

ドローンは国内で飛ばせるところが皆無→飛ばせないんだから買う人が居ない→売れない→じゃあ日本市場に魅力はないから海外に拠点を置いて海外で売ろうの流れです。ドローン以外でも新しい分野でチャレンジする企業も全部この流れです。スタートアップ企業は法に縛られない海外に拠点を置く流れが完全に出来ており、税の損失も大きいと考えられます。日本で新しい事業をやろうとしてもすぐに法で縛られてしまうリスクがあるんです。そりゃ海外いくよね。

といったように日本という国は万が一を憂うことで新しい技術を法で締め付けてしまいます。残念なことにこれは私の意見でも主張でも感想でもなく、ただただ実際に起こっている事実を羅列したまでです。このような国の理性(これって実は皆さん国民の理性でもある!)によって新しい分野の技術を国内で伸ばすことができないんですね。その結果がIT後進国日本ですよ。

ファックスが普及するときに「そんなの要らんよ。電話があるじゃん。」と言った人、携帯メールが普及するときに「いちいち文字打つの面倒じゃん。ファックスがあるじゃん。」と言った人、スマホが普及するときに「面倒臭そう。ガラケーでいいじゃん。」って言った人、居ませんか?

新しいモノやサービスが発表された時、悪い面だけみて否定意見を言う人の多いこと多いこと・・・「あれってどうなの?」とか「新しい犯罪に使われそう」とか。

というように新しいモノの利便性やそれによって国が発展する未来を理解しようともせずにイノベーションを嫌う人がこの国には大勢います。日本人は保守的で新しいものを訝しんだり拒絶しがちな国民性です。実は我々、日本人の一人一人がそういった感覚を持っており、それが今の日本を作り上げてしまっていると私は考えます。よく、平成における経済の停滞を揶揄して「失われた30年」と表現されますが、30年どころか40年、いや50年いっちゃうんじゃないかこれ?

 

さてさて皆さん、こういった事例、また日本の国民性、国の理性を鑑みると今後CO2が主流になり得ると思えるでしょうか?

上で述べたように長期的に国の発展に大きく役立つ技術を短絡的な考え、または気にくわないなどの一時的な感情で縛ってしまう国です。ほんの極一部の人間の趣味の範疇を超えないCO2ガスブロという社会的有用性がゼロの有害玩具の為だけに国や業界の団体が大っぴらにCO2を認めるでしょうか?

逆に今後、国内でCO2が主流になり得る要因があるなら私に教えて下さい。私だって期待を持ちたいです。誰か教えて下さい。

 

マルイもHFC134aに代わる新しいガスを開発しちゃいましたのでこのまま日本では従来のリキッドチャージ式のガスブロの主流が続くでしょう。マルイの新ガスは特許まで取っています。当然それを利用・利益化しない方向なんて考えられないでしょう。

日本のトイガンはガラパゴス化が加速しているように思います。さてガラパゴスと言えば携帯端末ですが、今、日本国内で普及しているスマホで人気のメーカーは?Apple、LG、ファーウェイ、ASUS、google・・・国内メーカーのスマホ端末を持っている人の割合はどれくらいでしょうか。身近にどれくらい居ますか?

ガラパゴス化した結果、海外メーカーにシェアが奪われていますよね。トイガン業界も同じ道を辿るのでは・・・!?というか既にそうなりかけてますよね・・・。

日本が世界のスタンダードに乗り遅れるのはいつものことですからね。

日本は変わらんといけないと切実に思います。まぁ詰んでるので相当なイノベーションが起きない限りはもう無理なんですがね。

 

だいぶ話が逸れましたが、CO2はトイガンにおいて素晴らしいパワーソースだし、ちゃんと運用すれば様々な面で効率的なのは間違いないのですがこれは1億2000万人の日本の中のごく少数のトイガン愛好家だけの意見。その一方で、「また事件に使われたらどうするんだ」って万が一を憂う人が国にも業界にも大勢居る状態なんですよね。

CO2ガスガンは良心のもとに運用されれば危険性はリキッドチャージと変わりませんが、我々以外の人間からはただでさえ危ないものが更に危なくなる印象しかありません。

 

なので今後も国内でCO2が主流になることは絶対にありません。リキッドチャージが主流になり続けます。間違いありません。

何度も釘を刺しますが、これは私の意向とか希望ではなく、様々な事情を鑑みて客観的に考えたら普通にそうなるだろうという話ですよ。

 

だって国産メーカーのCO2ガスガンってマルシンが2014年に発売したファイブセブン以来、新製品は発売されてませんよね?そういうことですよ。これは完全に予想ですが国からチクりされたんじゃないかと。

国内メーカーが自社開発して発売して国からお叱り受けて販売中止とかになったら会社への経済的打撃がハンパ無いので国内メーカーはCo2に手を出さないんですよ。前半で書いたように国は過去の遺恨からCo2にアレルギーを持っているのはメーカーも知っています。そうじゃなかったら今頃マルシンのCo2シリーズはもう少しラインナップ増えてるんじゃないでしょうか?

そういった事情があるから現在はバトンのようなショップやカーボネイト(ハッチ)のような新興メーカーが海外メーカー既製品のCO2ガスガンを輸入してOEMで細々と販売する流れなんですよ。開発費もかからないし怒られた時のリスクが少ないから。タニオコバ×バトンのBM-9もマガジンのバルブ以外は台湾製ですからね。日本仕様にする為のいくつかのパーツを作る費用を負担するだけで済むのでこの手法が合理的なんですね。

2018年にモントリオール議定書改定で既に世界規模でHFCの全廃に向けて動き出しています。今後、海外はCO2全盛になっていく中で日本だけは海外の人が知らないHFO1234ze+LPGという特殊なガスをマガジンにチャージし続ける未来が待っています。それが良いか悪いかは別として、どんどんガラパゴス化していきますね。。。

 

 

 

まとめ

公安や警察の方から直で聞いたお話から分かるように国はエアガン業界やサバゲー業界を注視しているのは間違いありません。

国民性や世論、国の理性を考えると規制を入れない理由の方が少ないくらいです。今現在、お目こぼしをもらっているという不安定な状態です。

 

一般のサバゲーマーの間でCO2ガスガンが流行ること自体はさほど問題は無いかと思いますが、様々な大人的事情もあって業界の最前線であるサバゲーフィールドがそのタガを外すわけにはいかないのです。

グレーなものでも売れればなんでもいいと思っている販売業者とは考え方の根本が違います。

もちろん皆さん、サバゲーマーがルールを守っているのは分かっています。

ですが、CO2というパワーソースに関しては国の理性やアレルギーがあり、フィールドとしては業界にこれ以上の規制が入らないようにする為、国に対して秩序を保っているという姿勢を見せておかないといけない。守らないといけないという事情があることをユーザーは理解してください。できれば皆さんもそうしてもらえると業界にとっては良いです。

 

したがって、STGA公認の製品かつ、貴方が行くサバゲーフィールドで使用許可されていれば法的にもモラル的にも全く問題ありません。STGAの製品は商品の仕様書や実物を経産省に提出して「国の認可」を受けてるので一応はOKという訳です。

STGAが認可していない海外製のCO2マガジンや製品を買う事、またフィールドが許可していればそれを使う事自体は”現時点では”法的に問題はありませんが、国の理性を考えると恐らく眉をひそめている微妙な状態です。とだけ。

私はSTINGERに来る方にしか使用を制限することができない立場なので・・・。

 

 

 

あとがき

フィールドオーナーの立場でCO2ガスガンに関しての事象や意見を述べました。

エアガン業界をとりまく環境は非常に不安定です。よく、法に触れてなければOKという主張をする方が居ますが、国がどういう意図で今の法律を決めたか、また、国が業界に対して今後どのようになっていって欲しいかを考えるとおのずとやっちゃいけないことが分かってくるかと思います。自浄作用がある内は見逃してくれるでしょうが、法のギリギリを攻め始めたとき、国の嫌がることをやり始めた時に規制が入ることでしょう。

10年前に比べてこの趣味も末広がりになってきて、それは良いことなのですが隅々までルールを周知させていく必要性があります。

これを読んでいる貴方も業界内の当事者です。ひとりひとりが正しい知識を持ち、正しい判断を下すように努めてもらえると助かります。とにかく「別にいいじゃん」っていう感覚はダメ。

本当に曖昧な法律のもとに成り立っている業界なのです。国の気分次第でどうにでもされてしまいますよ。

 

勘違いしないで欲しいですが、別にCO2製品自体のアンチじゃないですよ私は。といっても大手を広げて賛成というわけでもありません。CO2に関してはこれまで述べたように白か黒の2択のような単純な考え方で割り切れるものではありません。

個人的にはCarbon8のCZ75を持っているし、今後の展開も期待してます。国が大っぴらに認めてくれて堂々と国内メーカーがCo2ガスブロを開発してくれればユーザーとしては選択肢が増えるので、それはとても喜ばしいことです。

が!しかし個人的にCO2はサバゲーでは使わないかなと。

冬でも元気にブローバックするのが良い点ですが、CO2カートリッジはリキッドチャージに比べるとコスパが悪いし、カートリッジの交換が手間だし、何といっても普通のガスガンみたいに継ぎ足しできないのが不便すぎ!ってサバゲーキチ〇イの私は思うのですよ。

ブローバックがすごくてトイガンとしては面白いと思いますので、いちミリオタ的観点からは発売して欲しい機種とかはありますよ?

でもサバゲーマー的観点から見た場合、ゲーム中にガス切れしたら困るから何本もスペア持たないといけないし・・・てかそのマガジンに入ってるボンベで何発撃ったかも覚えてないからいつガス切れするかもわからんという状況でゲームするのも・・・あとめっちゃゴミ出るし・・・・というのがあるのでトイガンとしては面白いけどゲームウェポンとしては向いてないと思うんですよねシステム的に。

うん、もう全てひっくるめて色々とメンドクサイし、サバゲーで使うならもうコスパ最強、安定性抜群の電動ハンドガンで良くねぇ!?って思って私はいつも電ハン使ってます。ウィポポポポ!

 

というわけで、お粗末!

 

 

サバイバルゲームフィールドSTINGER 代表 大門

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